「5,000円以下で業務改善ができるツールがあるとは…」
私が10年前にバーコードとバーコードリーダを導入し始めたころ、驚いたのを覚えています。
当時の私は物流系企業で現場や事務処理の改善を指示されており、何をしたら良いのか全く分からずに悩んでいました。
そんなときに偶然ネットで”業務改善”などのワードで検索していた際に見つけたが、バーコードリーダーです。
バーコードリーダーと聞くと、設定が難しそう!値段が高そう!などのイメージをお持ちではありませんか?
私は物流企業でバーコードリーダーの導入を5年以上にわたり実施してきました。
バーコードリーダーは一見難しそうに思えますが、実はコスパ抜群の業務改善です。
そこで今回バーコードリーダーの有効活用についてご紹介します。
バーコードリーダーとは
バーコードリーダーは、文字通りバーコードを読み取り入力する装置です。
以前1台が10万円もする時代もありましたが、最近では5,000円を切るバーコードリーダーも出ています。(最安ですと3,000円ぐらいからあります)
バーコードを読み取るとマウス・カーソルの位置に読みとった数値等を出力します。よって、パソコンにUSBで接続で直ぐに使用できるため、バーコードリーダーは外付けのキーボードと表現されることもあります。
スーパーやコンビニなどの小売店の他、工場や倉庫の在庫管理、物流管理や受付管理などに幅広く活用されています。
バーコードリーダーには様々な種類がありますが、比較的安価で購入できUSB接続で使用可能ですので、効率化を行う際の入門編としてお勧めしています。
バーコードリーダーを有効活用するために
ここではバーコードリーダーを有効活用するための方法をご紹介します。
エクセルでバーコードを作成してみよう。
普段、買い物をするときに目にするバーコードですが、実は簡単にエクセルで作成できます。
バーコードリーダーとバーコード作成のスキルさえ身につけておけば、社内で一目置かれるかもしれません。
最も身近なバーコードであるJANコードを以下の記事でご紹介しています。
バーコードリーダーに付加コードを付けてみよう。
バーコードリーダーの機能はただ単にバーコードのデータを出力するだけではありません。
ほぼすべてのバーコードリーダーには付加コード設定があります。
例えばバーコードで出力した後に①Enterを押し、②セルを下に移動し、③Enterを押すなども可能です。
そのほかバーコードの下6桁だけを抜き出すや、特定のバーコードだけを読み取るなど様々な機能があります。
これらを有効活用することによって、さらに改善効果が高くなります。
もし本格的にバーコードリーダーを使用した場合は、自分でバーコードを作成し、付加コード設定でさらに効率化を行うことを考えてみましょう。
おすすめのバーコードリーダー(入門編)
バーコードリーダーには、レーザーエンジン・CCDエンジン・2次元・ワイヤレスなど様々な種類がありますが、初めてバーコードリーダーを使用する方にはまずは5,000円ぐらいのを買ってみることをお勧めしています。
バーコードリーダーの選び方やおすすめ機種は以下の記事をご覧ください。
初めてバーコードリーダーを購入におすすめの機種
2次元バーコード(QRコード)対応のおすすめバーコードリーダー7選をご紹介しています