【国番号49⁉45⁉】バーコードの数値でどこの国の事業者か分かる⁉

JANコードの先頭は国コードを表しており、日本であれば45.49で始まっています。

そこで今回は、他の国ではJANコードの上2桁はどのような番号になるの？といった疑問を解決いたします。

バーコードの国番号と原産国は違う

JANコードの先頭2桁は国番号を表しているものですが、原産国を表しているものではありません。国番号は、商品の供給責任者(ブランドオーナー、発売元、製造元等)を表しているものです。

日本の企業が、海外の工場で生産をしている場合は、商品の供給責任者である日本の企業のJANコードとなります。

例）日本の企業が中国の工場で生産をしている場合⇒日本の国番号となります。

バーコードの日本の国番号は45と49の2つ！

次に、日本のバーコードの国番号について見ていきましょう。バーコードの国番号は、国際EAN協会から割り当てられたものです。日本のバーコードには、国番号が2つあり、その数字は45と49です。実際にスーパーで日本の商品のバーコードを見てみても、45と記載されているものと49と記載されているものがあります。

実は45という国番号は、1992年に国際EAN協会から新たに付与された国番号です。

どちらも日本の国番号を意味していますが、49の国番号の場合には5桁の企業者コードと決められており、企業者コードがそれよりも多くなった場合に45の国番号が使われます。

バーコードの国番号を紹介！アメリカや中国は？

世界中のバーコードの国番号をご紹介していきます。日本は45と49ですが、他の国の国番号はどんな数字なのでしょうか。

アメリカ

アメリカの国番号は0から始まる数字です。01、02、03……などですね。バーコードというのはアメリカで作られた物です。そのためアメリカの国番号は0から始まると言われています。アメリカの国番号を詳しく見ていくと、000～019、030～039、060～139となっています。

中国

中国の国番号は、69です。69という番号がバーコードについていたら、中国の自社ブランドという意味になります。日本のブランドが、中国で製造されている場合には日本の国番号が記載されますので、覚えておきましょう。

イギリス

イギリスの国番号は500～509です。日本と違い、ヨーロッパの国番号は3桁です。

そのほかの国

出典：GS1 JAPAN (財)流通システム開発センター

バーコードを見れば販売する国が分かる！

・JANコードの上2桁の国番号は、商品の供給責任者(ブランドオーナー、発売元、製造元等)

・日本は49と45

バーコード1つ1つに国番号という番号が振り分けられていて、国番号を見ることで販売元の国を知ることができます。海外の国番号を知っていると、ちょっとした豆知識にもなりますね(^^

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