バーコードが読み取れない、バーコードリーダーが使えない!!とお悩みではありませんか?
・バーコードを読み込めないけど原因が分からない
みなさん、こんにちは! バーコード職人を運営しているタカです。
私は物流業界でバーコードを使用した業務改善を行っています。
バーコードは数値や文字のデータが組み込まれており、マスタと紐づけることでとても便利です。
しかしながら現場ではバーコードを読み込めず手で入力して困っているというところも多く、現場ではこのような事例は多々発生していますが諦めていることも。 もしバーコードが読み込めない問題が解決できれば生産性向上やミス削減につながります。
そこで今回はバーコード全般において、あるあるの読み込まない原因を解説します。
今回の記事をご覧いただくと、バーコードを読み取らないストレスから解消されるヒントが見つかりますよ😄
バーコードリーダーはコスパが高い改善ツールです。
バーコードリーダーはパソコンに接続でき、簡単に使用ができます。
バーコードとの連携で業務効率化にも繋がりますので業務改善を行いたい場合にもオススメです。
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バーコードとは
バーコードとは、文字や数字などのデータを、太さの異なる直線の並んだ縞模様のような図形パターンとして物体の紙面に印刷したものであり、情報を機械で自動的に読み取り出来るように表現したものです。
バーコードは、生産から販売まで同じ数値で商品を管理することを可能にしています。 今では身近にある商品のほぼすべてにバーコードは付いているほど重要な存在です。
バーコードを読み取りできない原因
まずは、バーコードを読み取りできない場合の大きな要因をご紹介します。
通常は以下の3つの要因の可能性が高いです。
- バーコードに問題がある
- バーコードリーダーに問題がる
- 読み取る環境に問題がる
バーコードに問題がある場合
バーコードの印字に不良がある可能性があります。汚れなど明らかに見てわかるものもありますが、目視ではわからないこともありますので注意が必要です。
(例)バーコードの印字がかすれている
バーコードリーダーに問題がある場合
バーコードリーダーの不具合の可能性があります。 様々なバーコードの読み取りを行ってみて他のバーコードは読み込むか確認をしてみましょう。
(例)バーコードリーダーが故障している、設定が変更されている
読み取る環境に問題がある場合
読み取る場所による不具合の可能性があります。
(例)照明が強すぎて、バーコードリーダーでスキャンできにくくなっている
バーコードが読み取らないときにまずはやってみるべきこと
バーコードが読み取れないと焦りますよね。特に仕事上で必要な場合は、作業がストップするので一刻も早く解決したいはず。
でもそのようなときは一旦落ち着いて以下の方法を試してみてください。意外に簡単な方法で解決できるかもしれません。
- バーコードリーダーの角度を変えて読み取る
- バーコードとバーコードリーダーの距離をゆっくり変えながら読み取る
- バーコードやバーコードリーダーの汚れを取る
- バーコードのシワを伸ばす
上記方法で解決できた場合は、バーコードリーダーを変更することで、効率化につながる可能性もあります。高性能バーコードリーダーについては以下の記事をご覧ください。
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これらの方法で解決できない場合は、バーコードの印字に問題がありますので次より説明します。
それでもバーコードを読み込まない場合の原因
上記原因でも読み込まない場合は、プリンターの不良や、バーコードの設定に問題がある可能性があります。ここでは代表的な原因をご紹介します。
原因を特定することで、対策を講じやすくなりますので参考にしてくださいね。
バーコードの左右に十分な余白が無い
バーコードの左右に十分な余白はありますでしょうか?
帳票、伝票のバーコードでよくある読めない原因となりますので。バーコードの左右にはクワイエットゾーンという十分な余白が必要です。
クワイエットゾーンが確保できていないというのもバーコードが読み取れない理由のひとつです。
この空白が狭すぎるとバーコードを読み取れなくなってしまいます。
読み取り可能なバーコードとのクワイエットゾーンの比較をすることでわかることもあります。
バーコードの種類によって異なりますが、CODE39の場合2.54mm以上かつ細いバーの10倍以上とされています。
帳票などでバーコードをレイアウトするとき、罫線が邪魔になって読取を阻害することがありますので注意が必要です。
端が切れている
バーコードの印字の端が切れている場合も読み込まない可能性があります。これは帳票、伝票、ラベルシールのバーコードでよくある読めない原因のひとつです。
バーコードの表示位置を端に寄せすぎて、プリンターの印字可能範囲を超えてしまい、バーコードの端のほうが印刷されてません。
そのほか、当初は正常に印刷できていても、バーコードの桁数などが増えたことでバーコードが長くなることに気がつかず、端のほうが印刷されなくなった事例もあります。
目視で印字の切れ目がわかればいいのですが、見てもわからない場合もありますのでメーカーに問い合わせを行いましょう
背景に色がついている
デザイン上の理由で色つきにしたバーコードを読めない原因のひとつです
バーコードリーダーは「バー」と「スペース」の明暗差を利用して読み取っているため、バーとスペースの明暗差が少ないと読み取りできません。
バーコードは黒、背景は白が望ましいです。
スキャナーから見たときに赤・黄色・白などの赤の波長を反射しやすい色と、青・緑・黒などの赤の波長を吸収する色があります。
バーコードスキャナーは赤い光を当ててバーコードを読み取っているので、背景が赤色を反射する色、バーコードが赤色を反射しない色の組み合わせのときにだけ正しく読み取ることができる、ということになります。
また、読み取る場所が明るすぎる場合は一旦読み込む場所だけを暗くしてみて読み取り検証することで原因が特定できることもあります。
スペースがつぶれている
プリンタの劣化や紙との相性など、印字のトラブルによる読めなくなることもあります。
バーコードは黒いバー以外の白いバーも情報の一部のため重要です。
スペース(白バー)の部分にインクがうつってしまった場合、印刷不良によって黒くなってしまい、読み取りの障害となっています。
印刷不良や、バーコードをコピーすることでスペースがつぶれたり、不鮮明だったりすると読み取りできない原因になります。
CODE39が読み込まない場合はアスタリスクを確認
エクセルでCODE39を作成した場合は、*(アスタリスク)が適切につけられているか確認を行いましょう。
一見すると問題なさそうなバーコードでも*(アスタリスク)のつけ忘れや、つけ方が誤っているのが原因で読み込まない可能性もありますよ
CODE39が読み取らない原因は以下の記事をご覧ください。
おすすめの高性能バーコードリーダー
バーコードが読み取りにくい場合、バーコードリーダー本体を見直しを検討してみましょう。バーコードリーダーを変えると、読み取り速度が速くなるだけでなく、読み取りづらいバーコードもストレスなく読み取るようになります。
スキャン回数が多い物流倉庫や仕分け作業を行う職場では効果も大きくなります。
またバーコードのカスレや傷にも強いバーコードリーダーもありますので、以下のリンクの記事にてご紹介しています。
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最後に
バーコードリーダーで急に読み込まなくなった原因は、バーコードに問題がある場合が多いです。
スキャンが出来なくなると効率が低下してしまいますので、早めに対策を講じる必要があります。
今回の記事が少しでも、皆さんの悩み解決に役立てれば幸いです。
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